コミックレビュー。

さて、先週買ったコミックのレビューをさっくりと。

絶対可憐チルドレン (12) (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン (12) (少年サンデーコミックス)

祝アニメ化〜。多分見ないけど。今回は…「クイーン、覚醒の兆し」みたいな。あとは敵に操られてる少年エスパーとのバトル。「大味な逆輸入ロボ」で笑う。あと、番外四コマが最高。このヒトはこういうの上手いよなァ。「(有)椎名百貨店」って今売ってるのかな?
あいこら 11 (少年サンデーコミックス)

あいこら 11 (少年サンデーコミックス)

もしアニメ化するとしたら深夜枠だろうなァ。健全でコアな変態漫画です。意外なカップルが成立。しかし新興宗教ネタはともかく、なんでそれがブルマ教やねん。違う漫画かと思った。あと、ふたりっきりのショコキエピソードで、等身大アイドルの立て看板というガジェットは必要だったのだろうか。謎。次への引きはあの子が話題のアイドルに!?のツンデレちみっ子鳳桐乃エピソード。最近この子が自分の萌えポイントに該当することに気付く。黒髪前髪パッツンじゃん。帽子かぶってる時に気づいたよわーい。大好き。なんのこっちゃ。先日、読書の話題で気のあった後輩に薦めました。読んでくれただろうか。それはそれとして、今回も最高でした。2エピソード収録。ひとつは元陸上監督のオッサンの話。昔、オリンピック選手をも育て上げたことのある天才トレーナーである主人公は、その教え子とのスキャンダルで離婚してしまい、身を持ち崩す。しかしたまたま立ち寄った高校のトラックを走る少女を見て、彼女の才能に気付き、彼女と共に陸上界に帰ってくる。親の愛情に飢えていた少女はトレーニングの中で、主人公に引かれてゆく……そこに、今やスポーツキャスターとして活躍する元教え子と再会し、それぞれの思いが絡み合い……。とまァ三角関係になるわけですが、そこはさすが黄昏流星群ありきたりな展開にはなりません。って言うか超展開。まァ多分このエピソード思いついた元はアレなんでしょうね。詳しくは知らないので深くは言及しない。
もうひとつは老人ホームに移り住むことになった老人の話。外交官でもあった主人公は、紆余曲折を経て故郷のホームにすむことになった。そこで偶然、国民学校時代のマドンナと再会する。少し痴呆の始まっていた彼女は国民学校時代の記憶に混濁があったが、親しくなり始め順風満帆な生活かと思われた……が、そのホームに、国民学校時代に、ガキ大将でありいじめっ子であった同級生が入園してきた。彼が来たことにより、主人公の生活は一変してしまい……。いやー面白かった。そしてまた超展開でした。もう、爆笑したもの。その展開は、老人ホームとか色恋沙汰とかのレベルじゃねーだろ的な。いくら外交官だからって他に思いつかなかったのか。最高でした。
余談:ふと「国民学校」のはてなリンクで他のヒトのブログを覗くと、70過ぎのブロガーがいることが発覚。日本ってすごいなァ。
あぶな坂HOTEL (クイーンズコミックス)

あぶな坂HOTEL (クイーンズコミックス)

書店で少女コミックの新刊台をざっとみていたら発見。アラ萩尾望都が新刊を。この世とあの世の境にある「あぶな坂ホテル」生と死の間を彷徨う人々のドラマを、コミカルに、少し叙情的に描き出す。オムニバス形式なんですが、前の話よりも次の話のほうが面白くなってくるのがすごい。いや最初の話も充分おもしろいんですが、毎回ドラマツルギーが変わり、それが全ておもしろい。やっぱすごいわ、萩尾望都
鋼の錬金術師 19 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 19 (ガンガンコミックス)

着々と謎が明かされていっております。マスタングホークアイの会話がおもしろかった。あの演出に意味があるのかどうかはさておき。ところでカバー折り返しの「国会図書館が欲しい」ってのはシンクロニシティ。最近RODのDVDみて同じコト思いました。
ネムルバカ (リュウコミックス)

ネムルバカ (リュウコミックス)

それでも町は廻っている」の石黒正数の新刊。まァそれ町新刊も同時発売ですが。古本バイトの仲崎のウザさがちょっと身に沁みなくもなくない。いやだー、オレはここまでバカじゃないと思いたい。「正直に言いすぎだ!」で大爆笑した。
そしてクライマックス……えー、正直泣いたよチクショー。クソ、第一話から伏線張ってたのか?
しかしこの歌詞聞くと「ネムルバカ」は「眠る馬鹿」にしか連想できないと思うんだが。作中でアフリカっぽいって言ってたのは「ネム・ルバカ」的なイントネーションだったんだろうか。むしろメキシコっぽいような。「ルチャ・リブレ」みたいな。なにがだ。
それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

っつーワケでそれ町。巻等カラーページの扉絵で、短パンから覗くパンツに気付いた時に自己嫌悪に陥りました。描く方が悪いんだい。宝探しの真相は土産物屋に言及したあたりで分かった。けど「松だー!」で爆笑したからおっけー。あと「おちつくんだ妖怪ハンター」が個人的にタイムリー。ミシンそば、おもしろかったけど、ラストの一ひねりはいらないような…でもあそこで終わられてもそれ町っぽくないのか。むつかしー。あとはコンスタントに笑えました。最後の最後まで笑えたよ。
そしてあとがきを読んで読み返すハメに…。
みなみけ(5) (ヤンマガKCスペシャル)

みなみけ(5) (ヤンマガKCスペシャル)

ノリで買ってます。よくわからん。限定版が出てたらしいけど、通常版買ったあとに気付いたからもういいや。もう、どれが誰だかわかりません。読み返さなきゃなァ…。
青い花 3巻 (Fx COMICS)

青い花 3巻 (Fx COMICS)

これも読み返さなきゃなァ。放浪息子とごっちゃになってるよ。でも書き下ろしはおもしろかった。いいよね、センシティブな少女性。自分には皆無だから、それに対してのなんて言えばいいかわかんない感情がある。憧れ?嫉妬?恋慕?よくわかんない。