「ワンダーワード」「零崎曲識の人間人間」読了
対談集と、まァライトノベルみたいなもんなのでとっとと読了。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 小池書院
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 単行本
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特にサライネスの対談なんて予想もしなかったよ。 妙にリアリティのある日常描写や、テンポのよい会話やモノローグがどのようにして生み出されるかがなんとなく分かった。
「よう知らんけど」って言葉の面白さに気付く。いいなこれ。気にしてみよう。
五十嵐大介との対談で、心のバランスのエピソードや、「空を見たことがない人が〜」のエピソードについての話題が気に入ってるシーンだけにうれしい。あまり、情報に溺れないようにしなきゃなァ。知ってはいるんだけどなァ…わかりきれてないよなァ。
岡野玲子の対談で「エジプトは物の形を現して文字がつくられている。それに対して中国は物の作用を現して文字をつくっているんです。」ってのが面白い。また、陰陽五行に関しての文献がいくつか挙げられていて、読みたくなる…が、読みづらそうなんだよなァ。「陰陽師」での五芒星のエピソードは一番わくわくしたから、調べてみたいんだけどなー。
表紙にもなっている浅野いにおの対談では現在連載中の「おやすみプンプン」の誕生秘話が。好みの女の子云々は、多分この表紙の女の子なんだろうな。
ちょっとこの著者の作品を読んでみようかな…。
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: 新書
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んー零崎シリーズなんだけど…それほど魅力的でもないなァ。最近の零崎キャラ。やっぱ人識が一番おもしろいわ。双識も面白いけども、どんどん壊れていってるしなァ。
軋識にいたってはなにがなんだか。キャラ作りも極端だし。まァ終わってしまった物語のスピンオフなんで難しいところがあるのかな。
スピンオフにしては本編に近すぎるんだよなァ。終着点が見えてるから、カタルシスやサプライズが得られにくいよ。
でもまァ、次で最後だし、最後は人識だし、次に期待するか。十中八九、次のタイトルは「零崎人識の人間失格」かなー。外れてくれますように。