「スカイ・イクリプス」「きみとぼくが壊した世界」読了。

完結したと思ったのに、なぜ新刊が?と思ったら短編集でした。ちょくちょくと読んでて、本日読了。
正直、本編憶えてないですよ。映画見たあとに「スカイ・クロラ」読み返してみるかね。
とりあえず気に入ったトコだけ抜粋。

よく意味がわからなかった。しかし、意味がわからないなんてことは、一日に百はある。否、もっとあるだろう。煙草の煙にも混じっていれば、靴の裏にもはさまっている。ポケットの底にも残っているし、切れかけた電球からちりちりと落ちてもくる。ほとんどのものは、意味なんてわからない。

さて、映画が楽しみ。 それなりに。

スカイ・イクリプス

スカイ・イクリプス

そしてさくっと読めた「きみとぼく」シリーズ3作目。第3章「ちょうぶんもんだい編」の冒頭でタイトルの意味がわかります。
もはや世界の全てが壊されます。そしてちゃんと収拾がつく。まァ思いついたもの勝ちって感もあるけど。
それでもマンネリ展開になりそうな中で「いや、この作者ならやりかねん」って展開になるのがこの作家ならではってトコか。
とりあえずくろね子さんはエロすぎます。最高。
さて、表面のストーリーだけざっくり読んで面白かったんですが、もう少し中身も考えれそうな気もするんで少し気にかけとこうと思う。読みながら考えろっての。
あまり超人が出ない作品の方が面白いよ西尾維新。 上遠野浩平もそう。
きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)

……そういえばこのシリーズ、ハードカバーで出してなかったっけ?これもでたのか?