｢空の境界／俯瞰風景｣｢大脱走｣観賞。

昨夜、知り合いから借りた空の境界を観賞。そして今夜大脱走を観賞。

劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【完全生産限定版】 [DVD]

おやおや、なかなかいい出来じゃないの。ちょいとＤＶＤ欲しくなったじゃないの。原作読んだはずなのに、ほとんど覚えてないじゃないの。
講談社からノベルスから出る随分前に同人版で購読しましたよ。
「阿頼耶識」について調べた資料をプリントアウトして、リビングで酒飲みながら読んで寝落ちしたら、翌朝に親から新興宗教にはまってるんじゃないかと疑われましたよ。
仏教だよ！！
それはともかく、このエピソードはなかなか映像化は厳しいシナリオだったんじゃなかろうか。これだけ演出できたなら及第点といったところ。いや、充分面白かったですけどね。
前情報なしで、劇場で１８００円払って一時間足らずでこれ見せられて満足するかどうかは微妙ですが。いや、演出や構成なんかは最高でしたよ。マンセーマンセー。
あと、もう一本ほど見て買おうかどうか決めるかね。限定版、実店舗ならまだあるっしょ。……多分。

大脱走 [DVD]

おやじも喜ぶ、スティーブ・マックイーン主演。
見ている途中で父親が帰宅して、嬉々として一緒に観始めました。父親の青春時代とかぶるのでしょう。ＴＶでみて感動したらしい。
マックイーンのバイクシーンに昂奮してました。でも、ネタバレは勘弁ですよ。俺、初めて観るんだけど…。
とはいえ、父親が観たテレビ放映版はマックイーンが活躍するパートを重点的に抜き出して余分をカットしたモノらしく、マックイーンのエピソード以外はけっこう省略されていたらしい。父親にとっても結構面白く観れたんじゃなかろうか。……途中で寝に行ったけど。
絶望して自暴自棄になった第一の脱走兵が射殺されるシーンで物思う。そして、大脱走後に、ゲシュタポによる脱走兵５０名の対応に泣いた。これが戦争だ。
ＭＧＳの小島監督が僕の体の70%は映画でできている―小島秀夫を創った映画群で言及していたラストシーンには思わず目頭が熱くなったよ。
影響されやすいなー、俺。
涙。
追記：酒飲んでブログ書くと痛いことになるなー。じじゅうじじゅう。