「豊崎由美トークショウ」inブックオカ。そして購入本。
と言うわけで、姉貴と一緒にももちまで豊崎由美トークショウへ。
天神からバスで向かうとヤフードームまで妙に混雑。ふと車内のイベント告知を見てみると今日明日とエグザイルのライブがドームであるらしい。
ああ、エグザイルのファン層ってこういう人たちなのか。うちわ持ってないねーとか、姉貴と話す。
それはどうでもよくて、初めての福岡市総合図書館。姉貴は一時期ココで数ヶ月ほど働いてました。
受験シーズンだからか、女子高生たくさんでほくほくでした( ´゚д゚`)えーーー。
それもどうでもよくて、シャチョーのトークショー。最近キンパツにしたらしく、アタマがまっキンキンでした。
聞いた話によると子供抱いたら泣きだしたらしく、「この子は元気になるよ」と言ったとか。なまはげか。
色々とおもしろい話を聞けたのですが、ためになったのは
「とりあえずどんな本でも10ページぐらい読んで、あわなかったら最後まで読まなくてもいい。
そんで、年に一度でいいから再読してみれば、もしかしたら感じ方が変わるかもしれない」みたいな話。
ちなみに本人は「貧乏性なので、次のページから面白くなるんじゃないか?と読み進めて行き、読み終わったあとに「死ねばいいのに!」とおもう」のだそう。
おお、生で「死ねばいいのに」って聴けた。(そこか)
あと、「作品を酷評するのなら、責任を持って発言をするべき。ブログなどで匿名で酷評しても意味がない」的なこと。
そして「ブログで酷評しておきながら、著者本人からコメントもらったら下手に出るってどういうことだ!責任持てコラ」とか。いや、耳が痛い。
近いことを殊能将之がmemoで言ってた。
全世界的に公開されているブログに意見を書いたくせして、当人からなんか反応されると、
「まさかご本人が読んでいるとは思いませんでした」
「わたしのような者に返事をいただいてありがとうございます」
などとあわてて言いだす人がいるけど、なんなのそれ。
いや、まったく持って耳が痛い限りで。 シャチョーも仰ってましたが、ブログ等のネット上の発言は全世界から見られていることを覚悟しなければならないですハイ。
あと、場内からの質問のひとつに、「瀬戸内寂聴さんが匿名で(バレバレだが)ケータイ小説に挑戦していることについて」のコメントに
「正直、ちょっとなりきれてないけど、もういつ死ぬかわかんないから(本人、死なないかもって言ってたけど)パープルちゃんを温かく見守ろう」とのこと。はい。
最後に開場前に物販されてた本を買ってサインをしてもらう。「正直書評。」の渡辺淳一への愛(笑)と、ストリーム・コラムの花道について言葉を交わす。
別にそんなに緊張することないと思ってたけど、やっぱあがってしまったわい。 姉貴は妊娠4ヶ月であることを告げて、サインに「安産」って書いてもらってました。関係ねェ。
あと、同じフロアに学生の自習室があったらしく、たまたま通りがかった女子高生が「だれ?何者?」って顔で見てた。
まァ、知らん人から見たら……キンパツのおばちゃんですね。 謎すぎる。
その物販で買った本。
- 作者: 岸本佐知子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 101回
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- 作者: 岡野宏文,豊崎由美
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/03/04
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 32回
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あと、終わったあとにジュンク堂に行って買った本。
- 作者: アランシリトー,Alan Sillitoe,丸谷才一,河野一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1973/09/03
- メディア: 文庫
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- 作者: ヘンリー・ジェイムズ,蕗沢忠枝
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1962/07/09
- メディア: 文庫
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今読んでる「冷血」の広告ページをパラパラとめくっている時に、町山智弘氏のポッドキャストにて触れられていたタイトルだったので購入。
本当はもう一冊「やけたトタン屋根の猫 (新潮文庫)」てのが欲しかったんだけど、絶版な上にamazonのマケプレで3000円ぐらいしてた。6倍ぐらいはねあがっとるがな。
トークショウで薦められた本では
- 作者: デイヴィッドロッジ,DaVid Lodge,柴田元幸,斎藤兆史
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1997/06/01
- メディア: 単行本
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- 作者: アンドルークルミー,Andrew Crumey,青木純子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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そのあと予約していたイタリア料理屋でコース料理に舌鼓を打ってました。うまー。