「エル・スール」観賞。

昨日に引き続き「ビクトル・エリセ DVD-BOX - 挑戦/ミツバチのささやき/エル・スール」を消化。本日は「エル・スール」です。スールは関係ない。


ミツバチのささやき」とはうって変わって、回想からはじまるためモノローグが差し込まれます。これはこれで結構いい。
これまたフランコ政権下のスペイン内戦時、イデオロギーのちがいから仲違いした祖父と父。二度と故郷に戻らず北の地にて暮らす家族。
ノローグの主である娘は幼い頃より父を敬い、信頼を抱いていたが、父の過去が仄めかされるにつれ、好奇心と真実と、現実を知る。


この父親が切ないなァ。グランドホテルのシーンは居た堪れない。


やっぱり映像がすごくきれいで、少女役も正直、美しいとはいいがたいんだけどすごくかわいいシーンとかある。
あと、ミツバチのピアスに対してこの作品では星のリングが印象的。 あと、ダウジングチェーンも。