「非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門」読了。

このタイトルうつときに「論理的」なのか「理論的」なのか迷います。ロリ的?


それは兎も角、こどものもうそうblogにてふれられていたので購入。でも米光さんはまだ入手してないみたい。早まった。


いわゆる文章読本の類でゴザイマス。文章読本といえば斎藤美奈子さんの「文章読本さん江 (ちくま文庫)」だなーと思ったら冒頭にて触れられてました。
それはいいとして、この本の内容は、文章を「日記文」と「クイズ文」の2種類に分類し、わかりやすく伝わりやすい文章として「クイズ文」を教えるというもの。

1、クイズ文とはどういったものか?
2、それは、「問題」「結論」「理由」という形式に従って書かれた文章である。
3、この形式にきちんと落とし込めた文章をかけば、伝えたいことを理解してもらえる。詳しくは読め。


………とりあえず1、2、3を問題、結論、理由に従って書いたんですが、俺はこの本を本当に読んだのか。理解してんのか。理由、まるなげしてんじゃねーかと。


まァこの文章はともかくとして、ちゃんと中身を読めば丁寧に細かく教えてくれてます。
いいんだ。どうせこのブログは書き散らすだけのチラシの裏だから。(だめだろ)


読んでて思ったのが論理的思考の基礎の基礎って感じですね。物事の考え方を知るために、小中学生が読んでみるといいんじゃないかなーと思いました。
この本の中でもふれられていますが、普段の生活では「事実」と、それに対する「感想」を書く「日記文」しか教わりませんし、目にしない。
そうすると、自然考え方もそういう直情径行型の条件反射志向になりがちになるんじゃないかと。
クイズ文という考え方を知っていれば、「事実」に対しての「問題」を見つけ、そこに自分で「結論」と「理由」を考えられるんじゃないんだろうか。


と考えて、ふと思い立って、こどものもうそうblogの「無人島問題に操られると」を読み返す。
……これ、既にクイズ文だね。 米光さん、もうこの本読む必要なくね?