「フラジール さよなら月の廃墟」プレイ中。

人類のほとんどが滅んだ世界で、少年は一緒に暮らしていたおじいさんが死んだことをきっかけに人を求めて旅にでる。
ある日、月の下で歌声に惹かれて一人の真白い少女と出会うも、走り去ってしまう。
実体のない人々しかいなかった世界で、少年は少女を求めて荒廃した世界を彷徨う…。
とか何とか。


このゲームのキャッチフレーズが

この星は、こんなに広くて
世界中には、たくさんの人があふれているのに
「ぼくはどうして一人ぼっちなんだろう」
と、考えてしまう、すべての人へ

で、このフレーズに響くものがある人はお勧めですわい。
真白い少女を追う間に、様々な人々(人工人格や、意識体を含む)と出会い、時に行動を共にし、そして別れを繰り返す。
人工人格のパーソナルフレーム(PF)の別れがすごいセツナイ。泣きながら今までの道のりが回想されるシーンがジンときた。ちょっとやきもち焼きでかわいいし。
んで、人間なんだかなんだか分からない少年・クロウ。名前の通りカラスの化身かなんかかと思ったけど、普通に人間なのか。色々破天荒なキャラでした。
そしてホテルで出会う二人の少女の意識体。ツンデレ包帯少女・サイと、典型的斎藤千和キャラ・チヨ。共に本体が切ない。
特にチヨは色々つっこみたいことがあるが、斎藤千和の演じ分けに舌を巻く。ちわすごいよちわ。ただの毒舌ロリ声優じゃなかったのね(オイ)


とりあえずそこまでプレイして中断。
このゲームの売りの一つが廃墟探索ゲーなんですが、地下商店街や、夕焼けの線路、夜の遊園地に、セミの声と光がさす廃ホテルと、バリエーションも豊富です。
チヨのつかいパシリとして廃ホテルからまた道を逆走しなければならないのですが、その際に不思議なライトを入手し、今まで通ってきた場所に隠されたメッセージが潜むことがわかり、まったくパシリが苦にならない。むしろ隠されたメッセージを探すために引き返す必要性が生まれてうまい展開だと思う。

さて、今日は何時からプレイできるかしら。昨日うっかり2時までやってしまったよ…。