「小説の技巧」「狂気な作家のつくり方」読了。

今日も故あって自分が出荷に。ついでに2冊読了する。

小説の技巧

小説の技巧

トヨザキ社長オススメの小説の書かれ方についての本。「意識の流れ」「マジック・レアリズム」「メタフィクション」などの小説技法が
実際に様々な引用付で解説されており、なかなか読み応えがあり。
先日の「恋文の技術」の際に「書簡体小説」を引用したように、思い立った時に読み返してみたりしたい。
しかし、また読みたい本が増えると言う…。
狂気な作家のつくり方

狂気な作家のつくり方

平山夢明と吉野朔美と言う、どういう繋がりなんだとオドロキの対談集。実際はかなり長い付き合いだとか。
二人の幼少時の記憶や、物語の作り方と編集者の良し悪し、大友克洋の凄さ、好みの映画や本。そして最近の日本についてなど、無造作に多岐にわたる対談を収録。
平山さんの極太かりんとうと、痴漢の話で爆笑。なにやってんすか。 吉野朔美のギャンブル論と編集論も面白い。
お互い、本質をみる目を持ってる人たちだから、歓談の中にハッとさせられる会話があって羨ましい。
こういう会話をしてみたいなァ。