「図書館危機」読了。

昨日、今日と父親の代わりに出荷に行く。なので本が読み進む。
というわけで図書館シリーズ3作目も読了。我ながら早いと思う。借り物だし、貸してくれた人と共通の話題も欲しかったしねー。


んで、3作目はマイフェイバリット萌えキャラ毬江たんが痴漢にあうという鬼の様なエピソード。郁の恋バナ?知るか(ォィ)
ひぐらしのなく頃に」の、皆殺し編だっけかな?両親を亡くしたある少女が、ド畜生な叔父に虐待されていて、とあるきっかけで学校で錯乱するシーンがあるんだけど
その際に性的暴行を受けているようなことを示唆するような演出や言動がとても痛々しく描かれていて、「俺もう、ちんこ切る」とまで思ったことがある。
それ以来、そういうエピソードに触れると死にたくなりますね。一変態として。
あと、痴漢に対して静かに強烈にキレる小牧おにーちゃんよりも、柴崎さんのセリフが強烈。

「やったァ、二十六歳ですって。実名報道バッチリオッケー、最近は報道も警察も猥褻行為には厳しくなってるし、その汚い顔と親のせっかくつけてくれた名前で社会的に死に態さらしてくるがいいわ」

多分、今「ひとつ屋根の下」とか見ると首吊りたくなるんじゃないかな俺。


それはそれとして、あと総受け手塚君の昇進試験エピソード、折口女史の言葉狩りエピソードも秀逸。特に後者は著者の体験が元になってるのもあって、興味深かった。
最近、陵辱系のエロゲーが理不尽な方向からケチをつけられて、弾圧の危機に迫られてるからなー。一緒にしたら怒られるかしら…。


んで、茨城県展エピソード。
暗躍する未来図書、地方遠征、歪なヒエラルキー、謎の無抵抗主義団体に始まり、いじめ、親バレ、実戦、実弾、被弾、重傷、勇退、転換etc
なんやかんやと盛りだくさんでした。 最終的にまた柴崎が持っていきそうな勢いでしたが、稲峰指令による大転換で幕を閉じました。万感の思いを込めて敬礼。

図書館危機

図書館危機

読み終わったあと、貸してくれた人に感想をメールする。「言われてるよりベタ甘な感じじゃなかったよ?」と訊くと、
「次の図書館革命と別冊が甘いです。堂上教官キャラ違う!砂吐きそう!!」との返信。………砂を吐くって慣用句、はじめて聞いたよ。どういう状況だそれ。
「〜革命」以降は別の人に貸しているらしいので、返却待ちー。
それまでにほかにいろいろ消化するかしら。