「宵山万華鏡」読了。

モリミーの新境地でございます。

宵山万華鏡

宵山万華鏡

「きつねのはなし」の不条理さと、腐れ大学生達の酔狂さを兼ね備えたハ幻想京都忌憚。
狂騒的な祇園祭の夜、様々な人々や、人以外の者達がくるくると、宵山を走りぬけ、夜は更ける。
素晴らしくも、さっぱり訳のわからない世界に、頭の天窓が開くこと必至。


君も頭の天窓をひらくといいよ。