DVD観賞「化物語 ひたぎくらぶ」「夏のあらし! 4」「IDIOCRACY(邦題:26世紀青年)」

というわけで、今週はアニメDVDを2本も買っちまってあっぷあっぷですぜ。本当は絶望先生も買うのだけれど、ヨドバシになかったので注文して来週買うことに。
ま、それはそれとして、昨夜と今夜に観賞したDVDの感想を。

西尾維新×新房昭之fromSHAFTと言う個人的に大好きなクリエイタがタッグを組んだアニメですぜ。夢かと思った。
第一巻はプロローグをかねてメインヒロインのエピソード。発表時は「え、斎藤千和…。」と失礼ながらも戸惑いましたが、いやー杞憂でしたわい。
まァ、あとがたりを聞くにあたり、やっぱり本人も別役(多分八九寺)でオーディション受けたらしいけども。
本編のクオリティもさることながら、作中のキャラクタがオーディオコメンタリを入れるという「キャラクタコメンタリー」が新しすぎる。
まァ、発想としては昔のライトノベルのあとがきで、キャラクタと作者が会話しているヤツの亜流とも言えなくもないか。しかし、どんだけ蟻の話をするというのか。
この巻の見所は羽川のぱんつと、イヌカレー演出。そして蟹。
夏のあらし!VOL.4【初回限定版】 [DVD]

夏のあらし!VOL.4【初回限定版】 [DVD]

さくっと第二期が決定しました夏のあらし。第一期最終巻でございます。いいタイミングだな。珍しくTVQが2番目に放送が早くてビックリ。
最終巻ではグラサンの名前と言う伏線の回収で盛り上がり、やよいと加奈子の屋敷への侵入。そしてその二人の過去。そして大団円。と、一気に収束します。
いや、よく出来た構成でした。 しかし、60年前の鉄工所(だっけ?)にはじめがいて何で騒がれないのか。思いっきり大声上げてたし。
そして、最終ははやりたい放題でした。もう、前回までの感動が台無しw「町山智浩のアメリカ映画特電」で紹介されてずっと見たかったんですが去年の年末にDVDが出た際に
あまりにもひどい邦題に「こんなクソッたれな邦題をつける配給会社にカネを落とすことはねえ。廉価版になって買えばいい」と言う言説を観て「なるほど」と思いその通りに。
なんか間違ってるような気もするんですが、まァ結局廉価版出るまで2年近く待ちましたわい。
あらすじは、とりあえず上の町山さんのブログから拝借すると

人工冬眠の実験台にされた平凡な男(ルーク・ウィルソン)が500年後に目覚めるとアメリカには知能指数50以下のバカしかいなかった。
誰も本を読まず、朝から晩までジャンクフードを食べてコーラを飲み、男はスポーツ、女はファッションにしか興味がなく、テレビではお笑いとスポーツとイケイケ報道のFOXニュースしか放送してない「バカによるバカのためのバカの社会」アメリカ。
500年前に平凡な男だった主人公はとびきりの天才に!
しかし異端者として公開処刑されてしまう!

いやー、バカの世界による、バカのためのバカ映画でした。 お金大好き。
モストマッチョイズム万歳なアメリカでは「筋肉は正義」なのでしょうか。丁寧な言葉使いも読書も「オカマがすること」だそうで。いえーい、ちんこちんこ。
あと、国中の飲料水がゲータレードになっている理由あたりも、企業大国なアメリカを皮肉ってて、恐ろしいやら笑うやら。
「水って、トイレの水?」ってのはイメージ戦略の恐ろしさを端的に表してるよく出来たセリフだと思う。


みんな、もっと勉強しようぜ!! 子供にこのDVDを見せて啓蒙しようぜ!!……それは違うか。