「BLACK ROCK SHOOTER PILOT edition」「ポセイドン・アドベンチャー(72年)」観賞。

ホントは昨夜みようと思っていたのだけれども、父親がいつまでもリビングを占領していたので観れなかった。
そのおかげで朝まで自室でパソコンいじりながら酒飲んでたわい。……いや、どっちにしろ酒は飲んでたか。

BLACK★ROCK SHOOTER -PILOT Edition- [DVD]

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なんとビックリ、ヤマカン新作アニメはブラックロックシューターですわい。こういうメディア展開ははじめてみたなァ。
イラストが先で、曲が出来て、立体物が出来て、アニメ化だっけかな?曲が先だっけ?
まァ、BLSの極端に情報量の少ない中から一本のアニメを作るってんだから豪気な話で。


んで、パイロット版見た限り、仲のよい二人の少女がある日不思議な力を手に入れて、互いに戦うといった感じ。
映像が3パターンあるんですが、1回目の時点ではBLSに変身後に戦ってる相手が、前半の日常シーンで笑いあってた友達であることに気付かなかったわい。


活発な少女Aと、彼女に憧れる仲のいい友達B。ある日、ひょんなことからBLSの力を得た少女Aだが、彼女の前に同じような力を手にいれた少女Bの姿が。
Aへの憧れが羨みを経て、その力で彼女を自分のものにしたいという歪な想いを暴走させる少女B……とかいう妄想を膨らませました。どっかで聞いた話だわい。
なんとなく「ふしぎ遊戯」を思い出したよ。ちょっと興味が出たかも。

ようやく手に入れて見ましたぜ。町山智浩小島秀夫の紹介を読むたびに見たかった。
豪華客船ポセイドンに襲い掛かる巨大な津波により、180度転覆してしまった船の中にて、助かるために船底へと登っていくパニックムービィ。
序盤の調理室を抜けたトコで「通ったあとの扉、閉めないんだろうか」とか思ってたらやっぱりそこから浸水してて「ほらー!」ってなった。
あと、絶対あの肥満はつっかえると思ったら、そうでもなかった。ひどいな自分。全体的に薄汚れてびしょぬれになる少女達が溜まりませんでした。ひどいな自分。
上下に反転した日常と地続きの非日常を、浸水が迫る中に出口を求めてアスレチックのようなフィールドを進む様はアクションゲームのようだと思うのはゲーム脳か。
二人の牧師が言う「勝つための努力をすべきだ」と「君が言うのは強者の理論だ」というのはどちらもわかる。それでも、立ち上がるしかない状況もあるのだろう。
たとえ愛する人を失い、絶望に暮れようとも。だからこそ。


それはそれとして、リメイクの方も観てみたくなったなー。