「NECK」読了。

今日明日と農協青年部の旅行で奈良へ。 行きの新幹線の中で読み終える。

NECK (講談社文庫)

NECK (講談社文庫)

舞城王太郎の脚本集プラスα。
「a story」の冒頭の母親の言説はどきっとする。 とはいえ、この物語の言いたいことが分からなくて、ちょっと戸惑う。
そこから派生した物語は舞台や映画をキモとしたような作品。とくにThe originalの緊迫感とトリックは面白い。
the secondはどうにも微妙。いや、基本的に面白いんだけど、舞城作品としては別に…。
the thirdはなかなか面白かった……けど、これ、映像化向かないんじゃないかな…ラストのあの人物が特に…。


とはいえ、舞城作品の新しい形って感じ。 どう広がるのかなー。