「“文学少女”見習いの、卒業。」読了。

“文学少女”シリーズ外伝にしてアフターストーリィ。見習い3部作完結巻。

“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫)

“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫)

なんか……このシリーズ全体的にそうなんだけど……大人たち……っていうか、まァ、だいたい2,30台か。
思春期の高校生と同じレベルで懊悩するのはどうなのよ……。 あと、ななせの扱いがひどいですよ、心葉くん……。

「〜寂寞。」にて、心葉と菜乃の、それぞれの別れへの心構えみたいなものが出来上がり、表題作にて一つの物語が終わる。
とてもとても悲しくて、贅沢で、幸福な、片思いの、初恋が。 さよならを告げ、そして、微笑んで、あのセリフを口にしよう。


色々なんだかなーって展開はあるけど、やっぱり人生も、物語も面白くて、愛おしくて、素晴らしい。哀しさや寂しさや、傷も痛みも含めて…。


そして、巻末にて衝撃の情報。ジャンプかっつーの。