「“文学少女”見習いの、卒業。」読了。
“文学少女”シリーズ外伝にしてアフターストーリィ。見習い3部作完結巻。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/08/30
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 179回
- この商品を含むブログ (98件) を見る
なんか……このシリーズ全体的にそうなんだけど……大人たち……っていうか、まァ、だいたい2,30台か。
思春期の高校生と同じレベルで懊悩するのはどうなのよ……。 あと、ななせの扱いがひどいですよ、心葉くん……。
「〜寂寞。」にて、心葉と菜乃の、それぞれの別れへの心構えみたいなものが出来上がり、表題作にて一つの物語が終わる。
とてもとても悲しくて、贅沢で、幸福な、片思いの、初恋が。 さよならを告げ、そして、微笑んで、あのセリフを口にしよう。
色々なんだかなーって展開はあるけど、やっぱり人生も、物語も面白くて、愛おしくて、素晴らしい。哀しさや寂しさや、傷も痛みも含めて…。
そして、巻末にて衝撃の情報。ジャンプかっつーの。