学童稲作打ち合わせ。

本日は再来週ぐらいに行われる近隣の小学校と提携しての、小学5年生の体験学習、学童稲作の打ち合わせとして、小学校に侵入……いや、潜入……いやいや、訪問。
まァ、来客用玄関から職員室前を通って同じフロアの会議室に直行だから、教室一つのぞけなかったけどね。当たり前ですね。


打ち合わせの合間の雑談で、「稲の育った田んぼのあちこちに稲の植わってない個所がいくつか見受けられたけども、これは子供たちがしっかり植えてなかったからですかね?」との先生の質問。
あー、いや、それよりも、ジャンボタニシが食べちゃうんですよ。 水かさが多かったり、土壌に高低差があって水がたまるとタニシが移動して苗を食べに行くんです。
それで、タニシを引き寄せるために道路側から竹をまいていたんですが、竹に集まってるときに引き上げておけばよかったんですけど、そのまま放置してたんで、竹を食べつくした後その近辺の苗を食べちゃったから、道路側は特に苗が減ってるんですよー。………的な会話をする。


んで、先生方が「へぇ」ってなってるところに、年配の先生が、若い女教師に「今の話わかった?」ってきいて、若い女教師が「わかんなかったですゥ」と答えて、場がふわっとなって(ここらへん主観)
「この子はまったくアホの子なんだから〜」みたいな空気になって「すみませんねェ、この子、今年就任したばっかで云々」「だから、たとえて言うならケーキとおまんじゅうがあって云々」という流れに。


……別にいいけどさ、この「モノを知らない若い新人女性に教えてあげる」シチュエーションがあっという間に出来上がるって流れに違和感が。
いや、だって、ある程度の学歴を経て教員免許取って先生になったんでしょ? 多少テクニカルタームがまじってたからって、あの話、だいたい理解できるだろう…。


……いや、「大体の理解」を「理解」と認識しないように自戒してるのかな? にしてはあのたとえ話も穴だらけで逆にわかりづらいような気がしたけど……。


まァ、いいんだけどね。 とりあえずあそこですぐに「アホの子」になれるあの女性はアタマいいと思う。 要領がいいのかな?


そんな、打ち合わせのひと場面でした。