「ALL YOU NEED IS KILL」読了。

昔読んだ東浩紀の新書で取り上げられてて、いつか読もう読もうと思っていた。

All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)

All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)

時をかける少年兵的な青春SFだなーと思って読んでいたら、あとがきでやり込み系ゲーマーの矜持を抽象化した物語なのかなと認識を改める。
読了後、この作品を手に取る切っ掛けとなった東浩紀の「ゲーム的リアリズムの誕生」のパラパラと読み返す。
ゲーム経験の小説化というだけでなく、物語をキャラクタではなくプレイヤーによる視点での構成ということに気付かされる。
その上で死を描いている。