「四畳半王国見聞録」読了。
間を開けつつ読んでいたら、各エピソード間のつながりがあやふやになってしまい、再読しようかと思ったけど諦めた。
- 作者: 森見登美彦,古屋兎丸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/01/28
- メディア: 単行本
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まァ、だいたいいつもと同じ腐れ大学生のすっとこどっこいな世界が四畳半に収束、拡散、右往左往して七転八倒な感じ。
中でも面白かったのは奇妙な世界の連なりによる連鎖反応を描いた「蝸牛の角」
和製マジックレアリズム的な、何とも言えない繋がりが、不思議な読後感をもたらすであるなァと。
最終的なしめくくりが「四畳半神話体系」と真逆な感じで、ちょっとおさまりの付かない読後感ではあった。