「ニコニコ時給800円」読了。

海猫沢めろん最新巻。 昨日の「ゴランノスポン」と相まって、日常がつらい。

ニコニコ時給800円

ニコニコ時給800円

仕事、職として、末端である時給業、もしくは時給換算による底辺職を題材とした「お仕事小説」の最先端。
末端における、序列の低さと専門性の高さによるタコツボ的な、狭くも強固なセカイにおいての悲喜交々なドラマ。
そして、職と生活、人生においての関係性を究極的に突き詰めた果てに見える、社会の仕組み。
まるでトリップしたヒッピーの夢のような彼らの回答は、どのような世界へと繋がるのか。
「可能性なら、誰でも無限だ」