ファームステイ出発日。

今日から約一週間のファームステイ。福岡空港に集まり、事前研修会に出られなかったのでここで他のメンバー5名と初対面。

有料待合室なるものを初めて知る。ざっくりと出発式が行われ、飛行機を待つ。
予想以上に軽食店のそばのエビ天が冷たくて吹き出す。冷凍にしてもほどがあるだろ…。

東京は成田空港に到着して、そのまま国際線へ直行。ここからまた一時間以上待たなきゃならないので、ざっくりと売店を回った後
持ってきた本を読みながらカフェでコーヒーを飲む……でたら、同じく散策を終えたメンバーが次々と集まって酒を飲みだしたので自分も酒を飲む。

うち一人がウィスキーの水割りを飲んでいたのだけれど、よくよく見たらポカリスウェットで割ってて驚く。それ、めっちゃ悪酔いするやつですよね。
どうやら安く酔えるために農大などでやってたらしい。クレイジィ……とか言いながら、空き瓶がゴロゴロと転がる…。

機内にてiPhone機内モードにしてカメラ兼ゲーム機にして撮影。 話に聞いてた国際線のテレビモニタにて色々と探る。
テトリスブロック崩しなどをスルーしてたら名前だけ知ってるダイスゲーム「ヤッツィー」を発見。ちょいとプレイしてルールを知る。

テトリスプレイしてるときに食事が運ばれてきて焦ったりして。
夕食はビーフハンバーグ。ビールを頼む。一晩明けて朝食はパンケーキ。ビールを頼む。

そして、10時間かけて17時間前に移動。午前10時にサンフランシスコ空港に到着。
iPhoneの海外接続を色々いじってさっそくツイッターにinstgramデ加工した写真を上げる。
空港で現地の日本人ガイドさんと、ワゴンの運転手さんと合流。サンフランシスコ市内に向かう間に
アメリカ硬貨の見分け方を教わる。茶色の1セント、横にギザギザのない5セント、ギザギザのある小さな10セント(1ダイム)、ギザギザのない大きな25セント(クオータードル)との事。
何度か買い物をした後にようやく理解する。……まァ最終日だったけど。

市内のカフェで昼食。 時差ボケもあいまってかワインを頼みつつも2人ほどパスタを残す。がんばれMOTTAINAIの国の人。


その後、ステイ先に近い教会にて、ステイ先の家族とご対面。壮年夫婦から老婦人まで、日本語が通じたり通じなかったり、日系な顔立ちだったり白人種だったりと多様。
まァ、ちょうど教会のホールで何かやってたらしく、どれが誰だかさっぱり分からなかったけど、とりあえず自己紹介をしあってステイ先の方とクルマで家まで。

自分とステイメイトの27歳男性とともに、ホストファミリーの71歳のJ老婦人の運転でJ宅まで…行く途中で、別のホストファミリーのアーモンド畑の植え替えのために
古いアーモンドの木を伐採してるとの事なので見せてもらいに行く。 …重機で引っこ抜いてた。ダイナミック。
しょっぱなからアメリカの農業の規模に圧倒されつつJ老婦人宅へ。 ドライフルーツなどでおもてなししてもらう。

ストロングなコーヒータイムが終ったあと、部屋割りや設備の説明を受けて、用事があるということでJ老婦人が家を空けるということで、荷物を下ろし、雑用を済ませ
買っている猫と犬と遊ぶ。シマ猫と、白とブラウン、黒色の犬2匹が放し飼いにされてて、とても人懐っこい。 黒犬はすぐにハラを見せてなでられようとするのが可愛い。
後に聞いた話では、このあたりは街の住人が買いきれなくなったペットを捨てていくことが多いそうで、この動物たちもその類だそう。
そう聞かされるとこの服従ポーズも切ないものがある…。
その後、J老婦人が帰宅し夕餉の支度をしている間、トランシーバーを貸してもらい、ステイメイトとアーモンド畑にて犬の散歩に。
かなり広くてうっかりすると家を見失いそうになる。 そろそろ帰ろうかというところで、近所に住んでいるJ老婦人の娘さんが、夕飯用のハンバーグをもって来てくれる。

「焼いたら小さくなっちゃった」というのだけれど、いや、それ普通ですから。日本での普通サイズですからー。みたいな話をする。
ここでJ老婦人の娘S夫人から「彼女、とても元気でしょう?」「She is クレイジーオバアチャン」との話題が。 あ、やっぱりこっちでもJ老婦人はテンション高い人なのか。どんだけだよ!
S夫人が帰宅した後、3人でワインを飲みながらハンバーガーパーティ。パティにハンバーグと好きな具をはさんで食べる夕餉。
時差ボケの疲れも相まって、21時ぐらいで眠くなり、おやすみをする。


ちなみに寝床は、ステイ用のストーブ、クローゼット、バスルーム完備の離れの家と、J老婦人宅内の狭い個室のふたつのうち
前者にベッドをもっていって二人でステイ用の家に寝るか、どちらかが後者を使うか……で、後者を使うことを選択した後
じゃんけんで決めて、アテクシが離れの家を勝ち取りました。やったー。


シャワーは朝起きて浴びよう…ということで、長い一日が終わったのでした。 明日につづく。