ファームステイ二日目。

本日は朝5時からサツマイモ農家の収穫を手伝うということでゲタップアーリーモーニン。ごーあうぇい。

手伝おうと思ったら、もう人数足りてるみたいで大人しく見学る。
ラクタに引かれた作業車両の手前から土ごと芋をベルトコンベアで作業場にもっていき、作業員が仕分ける感じ。
収穫されたサツマイモは、品種別に分けられて山積みされ、少しずつ出荷して行くそう。

サツマイモは日本のムラサキイモを始め、ハワイの品種や、トバゴの品種もあるらしい。トバゴ! ボードゲームで聞いたことある。

いただいたサツマイモを、うろ覚えの種類分けに分けて、あとで食べようということにして、朝食はシリアル。うーん、あめりかん。

話の流れで、祖父が持っていた本をもって来てくれる。 え……何これ、旧漢字の聖書?何この学術書!? ビブリオマニア性質がたぎってフィーバーする。うおお…。

朝食を済ませ、アーモンド工場へ。収穫したアーモンドは、荷台の下部から機械を使ってざっくり精製されて選別工場に入る。
この時点で分別されるアーモンドの皮の山の規模がデカすぎて圧倒される。 土地デケェなァ…。
アーモンド工場内部も見せてもらったけど、撮影が断片すぎて何が何だか。とりあえず規模がデカかった…。

その後、農村地帯の直売所にお邪魔する。直売所って言ってもだだっ広い畑の前に売店がある感じ。
苺をメインに玉ねぎやらニンジンやらきゅうりやら…。ベトナム人が6人ぐらいでやってて自転車操業らしい。
なんか、こんだけ広い畑を見ると、自分とこの田んぼの四隅を鋤くのにちまちまやってるのがバカらしくなってくるな…。

次に、農薬や資材を販売しているところにお邪魔する。うーん…これまた規模が桁違いで圧倒される。
日本じゃ取扱注意な除草剤が、ガロン単位でドでかく売られて、これ、どう使うんだと。

飼料のサイロもそびえ立つほどでかくて、なにがなんだか。

そこで何かメキシコのホットスナックらしきものの行商人が来られて食べてみる。 ちまきのような包装に、トウモロコシでできたクレープ生地のようなものに
チキンと豆かなんかを包んだものらしい。チリソースかなんかが入ってるのとそうでないのがあって、自分はおいしかったけど、人によって評価が分かれる味っぽい。
話には聞いていたけど、メキシコからの移民問題がこちらにはあるらしくって、メキシコ料理がこちらでは浸食してきてるらしい。こちらで言うコリアンカルチャーみたいなものかしらん。
どうせだからと、お昼ご飯も家に帰ってトルティーヤに。 パックのサラダをトルティーヤに乗せ、いくつかあるソースをかけて包み、食す。
ハラペーニョソースが青色で、辛いかな…と思ったけどそうでもなく、それよりもチャイニーズだという赤いソースが激辛だった。ついついビールを鯨飲する。


午後から、別のホストファミリーが客人が釣りをするために釣竿を買い大きなアウトドアモールに行くというので、それについていく。
一般的なアウトドア商品からアパレル、銃、弓、ちょっとしたお土産商品などが置いてあり、なかなか面白い。スリングショットも売っててちょっと心惹かれる。

店内を回って色々面白かったのは、リンゴの皮むき機と、人の背丈ほどあるフライパン。あと、いまだに人気のあるのかと思ったジョン・ウェイングッズだった。
ついでにお土産を買ったのだけれども、こちらはクレジットカード社会であまり現金を使わない…ってのは多々きいてはいたのだけれども
うっかり52ドル02セントで、53ドル出したら、20ドル札に何かチェックされたのと、セントコインのお釣りのために棒金を崩してもらって申し訳ない気持ちに。


夜は、これまた別のファミリーがとあるコンサートに行くということでそちらについていくことに。
これがまた英語歌詞はともかく、合間のジョークにどうもフランスだかイタリア語だか入れてたらしくなにがなんだか。
ものすごいうつらうつらと船をこいでました。 スパニッシュの名曲とかも歌ってて、ところどころわかるかな…ってのもあったんだけど。


そんなコンサートが終わった後に、ステイ先の方の知人の家にお茶にお邪魔しに行って、歓談をしに行く。
ハードスケジュール………なんか、色々と日本語とカタコトいんぐりっしゅを交えて歓談しました。


疲れた…。