「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」鑑賞。

t2k2012-02-20

ここのところ、映画見てないなーと思って、何となく映画館情報を収集し、
デヴィット・フィンチャーの「ドラゴン・タトゥーの女」と、原作タイトルだけ知ってた「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に興味を持つ。
最寄りの映画館の情報を調べ、ハシゴできることを確認して、鑑賞に。 まずは「ものすごくうるさくて(略)」から。

ぼんやりした前情報で見に行ったら、がっつりとココロ打たれてボロ泣きする。こういう時に限ってハンカチの一つも持ってないことを後悔。
何となく見た予告編から、少年のビルドゥングスロマンかとタカをくくってみてて、まァ、確かにその面もあるのだけれども
アメリカが直面した9.11を、物語の機能としてここまで落としこめた事に関心と尊敬の念を抱き
そして、物語の展開として純粋に、、、ボロ泣き。


うがった見方をすればあの事件を利用したシナリオと言えるのだけれども、そう言われてもぐっとくるシナリオであることは間違いがないと思う。
間借り人のキャラクタライゼーションも素晴らしかった。一挙手一投足がユーモラスで深みがある言い演者だった。


個人的にボードゲーム好きとして、主人公の少年が道具として使っていた、あのゲームが何なのか気になる。
ラベンスバーガーのロゴは見えたのだけれども……。