北九州ボードゲーム交流会、参加!

ファミリーゲームズやABC参加で気になっていた、北九州は門司の赤煉瓦館にて定期的に開催される「北九州ボードゲーム交流会」
ここんとこゲームづいてる勢いで参加してみようかと画策。 JRで1500円弱かけて90分の道のりを積読を消化しながら向かう。
開始は10時半からだったけれども、昨日の今日でそのぐらいの時間に出かけるぐらいに。 お昼過ぎぐらいに到着。
たまたま同施設内にて、スポーツカー集会みたいなのが行われてて、物珍しいクルマがたくさん集まってて麗らかな日曜日であった…。


適当にお昼を済ませ、いくつかの卓を覗いて面白そうなゲームをながめつつ、まずは初見の「しまブタ」をプレイさせてもらう。

1〜6のダイス目タイルに、様々な動物のタイルをセットして、中央にしまブタくんを配置。ぎゅっと握るとブゥとなるアレ。
一人が出題者となり、ダイスカップに2つのダイスを入れて振り、自分だけ確認してフタをする。このふたがブタの鼻のタイルで可愛い。
そして、ふたつのダイスの目に該当するタイルの動物を組み合わせた新生物を、みんなに見えるように絵を描き、分かった人が真っ先にしまブタくんを握りしめ「ブゥ」
その該当する動物どうしの名前を組み合わせた新生物の名前を回答。当たればどちらかの動物タイルを得点としてもらい、新しい動物タイルが補充される……というもの。

みんな絵が上手くてどうしたものか。 それはそれとして、お題の動物のどこを組み合わせるのかと、回答側のどういう名前にするかの2段構えで勝ち負け以前に場が盛り上がるパーティゲーム
アテクシは絵心がないから、ネタで勝負だ! ブタとゾウの組み合わせだったので、まず、ブタの鼻を描き……一気に伸ばすと言うピンポイントイラストで笑ってもらう。
あと、ヘビとサルの組み合わせも、ヘビを描いて……枝書いて手を伸ばすと言うもはやトポロジー的なイラストで瞬発力にかけた…。
エセ芸術家もそうだけど、絵ェ下手い方が盛り上がるかも知らんなァ……と、言い訳のように……。 しかし笑ったなァ…。


お次に、わりと年季の入ったプレイヤーの方々が3人でカタンをはじめられていたので、おっかなびっくり参加してみる。

さすが往年のプレイヤーの方々……というか、自分が結構ルールがうろ覚えな状態で素知らぬふりをしてプレイをしていた。あれ、勝利条件って何点だっけ? 聞けよ、先に!
とはいえ、まァ普通に面白いよねー。最近出たのであろうカタンの開拓者たち スタンダード版 (2011年版)(通称GP版)でプレイしていたので、初見のコンポーネントが面白い。
盗賊のキャラ、無駄に立ちすぎだろw マップのランダム精製で極端にねんどが出にくい島に。 いいとこに置いたけれどうろ覚えプレイだったので発展都市すべきとこを間違える。
やたらと材木を持つ種族に…。おかげで真っ先にロンゲストロードを会得する。 しかし麦がない…。あの港町意味ねーよ。
なんだかんだと白のプレイヤーが勝利をおさめて終了。 やっぱカタンおもしろいなー。 今度やろうかな…。


他にも「スタンプス(Stamps)」「クリーチャーズ」「ハートオブクラウン」「カール大帝」等をプレイ。

スタンプス、5人でプレイ。若い女性の方がいらっしゃると場が盛り上がるよね…とか言うといつも遊んでくれてる方に失礼ですね。平身低頭五体投地
プレイヤの一人がダイソーで購入したプリント用紙スタンドを衝立として配布してくださって、とても便利。いいなァ、コレ。欲しいなァ。 でも結構探し回ったらしい。
したり顔でプレイしつつも思いっきり完敗。ええねん……楽しかったねん……。
クリーチャーズ」は、頭部、胴体、しっぽの3種の生物パーツカードを組み合わせてクリーチャーを創造し、カードの強さの合計値で全員に挑み、殿堂入りをねらう。
3体の殿堂入りクリーチャーを達成できればゲーム終了。 と、まァざっくりとしたゲーム。 たまに有毒パーツもあり、全パーツに毒があれば有毒生物となり、どんなに強い相手も相討ちにできる…。
ゲーム性はシンプルなんだけど、出来上がるクリーチャーのすっとぼけた造形(おもに顔)と、名前のバカバカしさに爆笑の渦。 まさにパーティーゲーム
ハンマーヘッドという、あれ、鮫だっけ?クリーチャーのアタマがチーターになっている「チーマーヘッド」が強くて大爆笑。 そら強いわwww
笑いで体力を消耗するゲームだった。 買おうかなァ……。

ドミニオンから流行ったデッキ構築ゲーム。当然同人ゲームなどでもデッキ構築ゲームが流行ってるのだけれども
その中でも群を抜いてクオリティが高いと言われている「ハートオブクラウン」をプレイさせてもらう。
アクションと買い物に加えて、領土を整地し、プリンセスをお迎えするシステムから、規定勝利点の早取りというゲーム構成が良く出来てる。
そしてキャラが可愛い。色々あってダブルアクションスキルを持つ双子プリンセスをお迎え。まわれまわれ構築デッキ。 負けた。


また、知る人ぞ知る名作ゲームだよーと、プレイさせてもらった「カール大帝
5色の貴族ブロックと15の領地。をカール大帝の視察の間に占領し合う戦略ストラテジー(多分)ゲーム。 4人プレイなので2対2のチーム戦に。
15の領地にそれぞれ3つずつ配置された5色の貴族ブロック。 そして各プレイヤーはランダムで7つの貴族ブロックをストックしている。
1〜5の、プレイ順を決め、かつカール大帝を移動させるコマ数を決定するタイルを順番に公開する。
プレイ順に、手持ちの貴族ブロックを3つ、自分の支持率ボードに配置するか、領地に派遣する。そして3つのダイスを振って出た目の色の貴族ブロックを補充する…。
各色、各プレイヤー間で最も多くの貴族ブロックを支持率ボードに配置しているプレイヤーが、その色の権力者となる。
また、プレイ順タイルの数値内で、領地タイルにいるカール大帝を移動させることができる。自分が権力を持っている色の貴族ブロックが配置されている領土に大帝がいらっしゃると
そこに自分のチームの城が建設される。 さらに、隣接する領土に同チームの城が建つと、領土が合併、権力も合併する…。
ただし、貴族ブロックの権力者が移り変わり、勢力が逆転した状態でカール大帝が視察に来ると領土も奪われる………。
ダイスの目による貴族ブロックの補充というランダム制と、持っている貴族ブロックをどう配置するかの戦略性が悩ましいし、面白い。
結構均衡していたつもりだったのに、どうにも一気に敗北してしまってチーム組んでた方に申し訳ねェ状態。
ちくそう、おぼえてやがれー(すてぜりふ)


最後にもうそろそろお開きかなーというところで、簡単なゲームとして「小吃(シャオチー)大食い王 」をプレイ。
台湾のゲームパブリッシャのだねー。自分もいくつか持ってる。 プレイできてないけど…。

基本はウノみたいなもの。 スタートプレイヤーが出した小吃(シャオチー)札と同じカードを出せばスルー。出せなければ、番号札の合計枚数のカードを山札から取らなければならない…。
小吃(シャオチー)ってのは、まァ、ホットスナック的なおやつのことらしい。つまり、札が出せなければその分カードを取る=食べなければならないと言うこと。
ただしこの山札。「嘔吐」カードが混ざっており、それを引くとペナルティ札を受け取るはめに…。 なんなの?サルトルなの?実存主義なの?ちがうの? ちがう。
しかも、山札と言っても普通に積み上がってるわけでなく、ブタのしっぽ的にランダムな場札状態。 好きなところからカードを引けるので、食べる時もドキドキである。
っていうか「嘔吐」カードって! 引いてしまうたびにうぼあげぼあの大合唱。 コレはひどい。 楽しい。


矢継ぎ早にいろいろなゲームを楽しませてもらって堪能いたしました。
帰りは同じ方向の方とふたりで、酒を飲みながら電車内でアナログゲームトークをして帰りましたとさ。
次も行きたいなー。 やっぱパーティーゲーム系がイイな…。 重ゲーは誰かが持って来てくれた奴に参加したい…。 他力本願寺である。


そう言えば、別の卓で「レジスタンス (The resistance) 日本語版 カードゲーム」をプレイしてる方々が、ガチでロジカルな議論が行われてて、見てて楽しかった。 あと「ダンジョンクエスト 完全日本語版」をやってる卓も。


また、20代(もしかしたら10代も?)から、わりと壮年期の方々と、5,6人ぐらいの女性が入り混じって、ガラス張りの会議室のなかで卓を囲んであそんでいるのを
なにが行われているのか訝しげに見ているおばさんや子供たちなどの家族連れを、ガラスの向こうにたくさん見かけた。
確かに、ボードゲーム知らないと謎だなァ…。


どうもありがとうございましたー。