「バナナ剥きには最適の日々」読了。
今週は父親のかわりに自分が出荷に行く日が多いので、待ち時間で積読がはかどる…。
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本
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確かにしょっぱなから、分かるようなわかんない文章を読んでいって、なんだか眠くなっていくのだけれども、
読み終えるぐらいに「あれ、コレはこういうことなのかな?」と、何となくあたりを付けて、もう一度読み返すと、それをとっかかりに何となくわかる……様な気がする。
通読、再読、熟読を繰り返し、想像し、思索し、模索して読書を体験する。体感する。
万人に向けた作品ではないかもしれないけれども、重ゲー的なヘビーな読書体験を得られる稀有な本だと思う。
まァ、普通に文章を追って行ってるだけでも面白いんだけどね。 あと寝れる。