小説版「めだかボックス」(上)読了。

うっかり積読を消化して、手持無沙汰になったので用事のついでに購読。

連載中のコミックの前日譚、目黒めだかが生徒会長になる直前のエピソードを、コミックではほぼ登場しない教師陣営を語り手として語るという
上手にノベライズとしての差別化がうまく出来ているサイドストーリー。 エピソードの構成もラストでツイストと読後のおみやげがもらえて、読んでて面白かった。
天才と凡人の接触によって、自分の延長線上でしか世界を見ていないという自覚を垣間見てしまう話であった。