「バニーレークは行方不明」鑑賞。

町山智浩のトラウマ映画で知り、知人にBSかなんかで録画してもらって鑑賞。
トラウマ映画館バニー・レークは行方不明 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
町山智浩ポッドキャストアメリカ映画特電」のトラウマ映画館第一回にして、行方不明映画の最高傑作として、ずっと気になってた作品。
映画が観れなくて、せめてもと先に読んだ原作小説では、「子供を保育園に預けることを快く思わない」という世代、時代がほのめかされてたのが興味深かった。
知人がBSかなんかで録画してくれてようやっと鑑賞。整った顔に狂気が宿るすさまじさ。顔ヂカラはんぱない。
映画の方は、保育所の上の階に住む引退した老女や、新居の大家、人形修理士、のキャラクタライゼーションがいい感じに怪しかったなァ。
行方不明映画としてのクオリティを落とさずにちゃんとスリリングなサイコホラーとして完成度の高い作品だった。



町山智浩アメリカ映画特電で聞いてた時も思ったけれど、倉田英之の「ROD」でも行方不明映画風のエピソードがあったなー。コメンタリでも言ってたし。
このジャンルの新境地が拓かれれば映画史に残る傑作になりうると思うなー。