「風立ちぬ」2度目鑑賞。

消防の訓練で忙しいとか言っておきながら、何回か映画を観に行ってた。 後日その感想も書くとして、2度目の風立ちぬ鑑賞。

前回、観に行ったのが、ビール5杯飲んでからだったので、序盤結構寝てたのを反省してカツモクしてみる。
また、ライムスター宇多丸のムービーウォッチメン評や

たまむすびでの町山智浩解説をチェックして、鑑賞に際してのいろんな受け皿を用意してみる。

あとまァメガネ描写とかファッションのディテールとか色々あるんだけれども、なんか色々受け皿作り過ぎて自分の感想が埋もれてしまった感がなくもない。


そんな状態での2度目の鑑賞は、出来事の主軸とシームレスにつながる妄想と、ダイナミックに時間軸が省略される展開を余裕をもって消化することができて、より感慨深かった。
もう、最初のカプローニさんとの邂逅の末の、設計師としての指針が固まるくだりは早くも泣きそう。
自分が魅せられたものに近づこうとする男の子の物語に、恋と愛によるロマンスが深みを彩る。
……ロマンス?自分で言っててピンとこないな。 心にとどめておきたい作品であった。