こんかつ!

先日、JA本店からお願いされていた婚活イベントに参加する。 なかなか刺激的なイベントだったので記載する。


指定された時間に10分ほど遅れて会場に到着。 受け付けでプロフィールを記載する項目などがある何枚かつづりのカードを受け取り、会場内へ。
縦に二列で並べられた長机、ひとつにつき男女一人づつ一組で座っており、反時計回りにナンバリングしてある。
最後に到着した自分は最後の22番目。 なおかつ女性側も最後の一人が遅刻してる模様。 会場内では段取りが説明されていた。


まず、最初に受け取ったプロフィールカードに名前や年齢、職業、年収、よく見るテレビ番組や趣味などを記載。 あとで気付いたけれど、これ、男女で項目がちょっと違った。詳しくは忘れた。
さくさくと記入し、よく見るテレビ番組に深夜アニメ。趣味に読書、映画鑑賞、ボドゲ。 性格は「オタク」と記載。 こんぐらいカマしとけばよかろうよ。
そして、初デートで行きたいところ、休みの日の過ごし方、好きな食べ物などの項目には「イラストで描いてください」と言う無茶ぶり。映画のスクリーンを描こうとして挫折する。


んで、まずは同じ机に座ってる二人でプロフィールカードを見せあって、2分間会話をする。会話した後に、一行メモみたいなのに記載したりする。
2分たったら男性が反時計回りに席を移動して、再度プロフィールカードを……と言う、なんか、こんなアナログゲームありそう感。
28歳ぐらいの女性から43歳ぐらいのバツイチ子持ち女性とかいました。 スリリングなゲームだな……。


2分間トークが一周した後、もう一度お話ししたい相手のナンバーをチェックしてスタッフに渡す。 あ、そうそう。男女ともに番号札を持って提示してます。管理社会……!!
チェックしてスタッフに渡した紙に、自分をチェックしてくれた異性をマークしてもらい、スタッフから返される。それを見てからの、今度は4分ごとのフリートーク開始。
今回は、それぞれお話ししたい相手に突撃していいと言うルール。とりあえず自分は、最初に遅刻してお話しできなかった女性に声をかけてトーク。まァ、さもありなんと言う感じ。
んで、それが終わった後に、さて、さっきのチェックシートで合致した女性のとこに行こうかな……と、後ろを振り返ると、壁際のお茶が用意されたテーブルにたむろする男性多数。
あいつら、なにやってんだ?と思って、お目当ての女性の机を見たら、もうすでに別の男性とお話しされている。
あれ、じゃァ、次にお話ししたい感じの女性は……と、見渡してみると、もう一度話してみたい女性≠人気のある女性はことごとくうまってる。
あとは特に興味もない女性ばかり。さて、どうしようか…………と、この段になって壁際にたむろしてる男性たちの意味に気付く。 行くトコないんだ。
そして、女性側は女性側で、誰も話しかけてこないので、ポツンと机に座っているという……。


あれ、このシステム、めっちゃ怖くね………!!!!


この婚活イベントの真の恐ろしさ。 自分の価値が如実に見せつけられるという状況に、恐怖半分、面白さ半分でテンションあがる。
とりあえず適当な女子のところに座ってトークしてみたら、ハナシはかみ合わないけれどメルアド交換してくださいとか言われました。 とりあえずLINE交換しときました。


そんなこんなが4,5回繰り広げられたフリートークパート。結局お目当ての女性が人気あり過ぎてお話しできなかった。
最終的にカップルになりたい相手を第一希望から書いていってスタッフに渡して、15分ほど、そこの婚活支援企業のプロモーションビデオを見せられる。


んで、それの再生が終わったあと、スタッフから今回成立したカップルを発表するので、呼ばれたカップルは二人で退場してくださいという事。
今回男女40名ほど参加した婚活イベントで、8組のカップルが成立したとのこと。 おお、半数近くとな。
一組目が読みあげられ、二人して退場していき、さて、自分は帰りにとらのあなにでもいって買い物するかなー……とか思ってたら、二組目で呼ばれる。
お目当てだったけれど話せなかった女性と、予期せずカップリングが成立し、二人で退場する事に。


その後、その女性と適当なカフェに行ってメルアドを交換しました。


と、言う、話の種を手に入れて、夜に小中学校時代の同級生と久しぶりに集まって忘年会を開き、以上のエピソードを開陳して盛り上がりましたとさ。

行きつけの焼き肉屋のテールスープクッパ。おいちい。