北九州ボードゲーム交流会2月号。

朝一で映画を見て、パンフレットが売り切れてガッカリしつつ、そのまま博多駅のホームから、ちょうど出発しようとしてた特急に飛び乗るトラベリング。 それタクシーだから。
小倉で普通に乗り換えたら超混んでたなーと思いつつ、まずは行きつけのカフェーで昼食。ひさしぶり。
顔なじみのウェイターさんに「おや、今日は北九州マラソンで道路封鎖されてますけれど、よくこられました」とのこと。ああ、だから混んでたのか……。

さっき見た映画の影響で白ワインを飲みつつ、ハラへったので照り焼きハンバーグ。 おいしいです。


と、空腹を満たして、今月の北九州ボードゲーム交流会に参加する。

まずは手が空いてる人が数人しかいなかったので、「犯人は踊る」でもやって時間つぶすか……と、3人でプレイ。3人だと微妙だよねーとか言いつつ、面白いはおもしろいので繰り返しプレイしていたら
ぼちぼち人数が増えて、4人、5人とプレイ人数が増える。 やっぱプレイ人数が増えると面白さが跳ね上がる。 個人的なハイライトは「犬」で犯人をあぶり出した瞬間。 わんわんお!!
気がすむまでプレイしたので、さて、次は何をするかしらん……と、手持ち無沙汰になったので「じゃァ、最新作ゲーム出しますね!」と声をあげてこちらを取り出す。

スカル (Skull)

スカル (Skull)


分かってる人だけウケる。わかってない人はコンポーネントを取り出すと意味を理解してウケる。 ええ、オリジナル最新作ゲームです。
最新作ゲームなのにみな、何故かほぼルールを把握してて、ほぼインストなしでプレイ開始。 これがマジックレアリズムである。 ちがいます。
あと周りで見てる人らも、説明書のこった設定を読んでウケてました。 鉄板ゲームか。


そんなこんなで、他の卓もぼちぼちバラけてきたので、メンバーを再編成してやりたいゲームの卓が立ちだす。
主催者にこちらの有名ゲームをオススメしてもらい、プレイする。


よくよく名前は聞くのだけれども、絶版になっていてお目にかけたことがなかったので喜んでプレイする。
雰囲気抜群のプレイボードやタイトル、テーマに反して、インストしてもらうと、割とアブストラクトな感じで、サクサクとゲームが進む。
得点計算のタイミングやシステムも、プレイしはじめてだんだんとジレンマに気付く。 おお、さすが面白い。
マニュアルに「3人プレイが最適です」と書かれているのもなんとなくわかった気がする。 4人でやったけど。
結果、いち早くシステムの勝ち筋に気付いたプレイヤーが勝利しました。 もっかいやりたい。
今度、謎のタイミングで日本語版が出るらしいので、ちょっと気になる。


おつぎにオススメされたのは早解きパズルゲーム「マノモンスター」をプレイ。

3色の、ふとったモンスターと痩せたモンスター、合計6種類のモンスターがランダムな組み合わせで両面に描かれたタイルを各プレイヤーが受け取る。
そして、出されたお題カードに合致するように、真っ先にモンスターを組みかえられたなら砂時計をひっくり返す。残ったプレイヤーはそれが落ち着るまでに完成させて、2番手、3番手のコマを取る。
砂時計が落ちきったら答え合わせをしてより早く、正確にモンスタータイルを組み合わせたプレイヤーから得点の高い「モンスターの鼻くそ」を受け取って、宝箱に入れる。
…………なんか、最後にとんでもない設定がぶっこまれてきて衝撃すぎる。 なんだよ鼻くそて。
まァ、設定はともかく、ルール的にはウボンゴやジャストインタイム的なんだけど、テーマや設定のおかげであまりそう言うのが好きじゃない自分も楽しく遊べた。
難度が高くなるにつれ、情報を整理する力が問われる気がする。 そう言うの好き。 巧くはないけど。
モンスターの造詣や宝箱、モンスターの鼻くそなど、要所要所のセンスが楽しい。


さーて、次は何をするかしらん……と、卓をさまよってると、愉快なセッティングが見える。

なんか、整列して囲まれたスペースに無造作にヒト型コマが積み上がってるんだけど……なんじゃこりゃァ。

ゾンビ・タウン

ゾンビ・タウン

と、いうわけで、ゾンビタウンをプレイさせてもらう。 設定は、街の中央の墓場からゾンビが湧きまくってるので殺しまくって10日間生き延びてくださいというゲーム。シンプル!

インストしてもらいながら受け取るコンポーネントがいちいちいい味出してて素晴らしい。 インストを聞きながらプレイヤーコマやゾンビコマで手遊びしまくってた。子供か。
またライフカウンターのプレイヤーカードも味のあるキャラばかり。 なんか自分のプレイヤーカード、シリアルママとか血まみれギャングママって感じなんだけど。
ルールは、各プレイヤーが移動、攻撃、探索などをアクションポイントで行動。行動が終わったなら、日数分のゾンビコマを移動させることができる。
墓場まわりのマスは、ゾンビが移動して空白マスになるとゾンビが補充されます。 ゾンビ大好き。 雰囲気抜群の超アメリカンゲームでした。
ぼんくら男子達がきゃっきゃきゃっきゃ遊んでました。終わらない放課後やで……。
プレイ中に調子こいて他人にちょっかいをかけたプレイヤーが報復を受けて食い殺されたところで協議終了しました。 これぞアナログゲーム
あとビジュアル的に楽しすぎるのでみんな写真撮りまくってた。 


さて、一段落したところで、自分が先日購入して、一度もプレイせずに持ってきた「フロレンツァ・カードゲーム」をプレイしてもらう。

プレイヤーはルネサンス時代のフィレンツェにて、資材を集め、芸術家を雇い、より良い建築物を建てて名誉を知らしめるのであった。
もともとボードゲームだったものを、簡略化してカードゲームにしたらしく、システム的にはリソースマネジメントのワーカープレイスメント……かな?
ボードゲームの方を知らないけれど、確かにプレイ感覚的にはシンプルで割とあっさりプレイできたけれど
「資材はキューブでよくね」とか「お金、カードだと枚数カツカツだよ!」とか「このワーカプレイスメント部分、ボードでええがな!」と言った感じは否めない。
ワーカプレイスメントとリソースマネジメントはもちろん、アクション回数の増やし方や芸術家を雇うシステムなど、楽しいところはたくさんあった。
しかし、これ、ぜんぶカードでやる必要はないだろ! おもしろかったです。 でもこれ結構プレイスペース必要だな……。


そんなこんなで今日も一日楽しませてもらいましたー! いやーおもちろかった。
プレイしたことないゲームも、ちゃんと説明書読みこんで、そこらへんわかってくれる人とだったらプレイできることを実感できたから、今度はアレとかアレとか持っていきたいなー。


今日はどうもありがとうございましたー!!