「ウルフ・オブ・ウォールストリート」鑑賞。

スコセッシでディカプリオな新作。 キャナルで1000円鑑賞。

約3時間をまったく感じさせない、圧巻の展開。そして予想通りだが想像を超えるスケールの「お金持ちの浪費」エピソード。
ファックとドラッグとパーティ。そしてファック。あとドラッグ。
レオナルド・ディカプリオの、「重み」を感じさせないルックによる、度を超えた成金の果てしない享楽。
虚構を売り込んで手にしたあぶく銭で彩る最高級の虚飾。 電話の先を一切映さずに繰り返す「Pick up the phone and start dialing」
虚飾と狂乱の果ての果て、ラストシーンに映し出される、講演会の傍聴者として、一気に突きつけられる現実に、この映画の真髄を見た。
ラストエピソードを筆頭に、随所に挟まれた印象的ながらさり気ないエピソードが、クライマックスに一気に活きる伏線に舌を巻く。


映画見た帰りに、マクドナルドでハンバーガーを買って帰りました。