「ダラス・バイヤーズクラブ」
テキサス・カウボーイがエイズとアメリカの製薬制度にケンカを売るイカした映画。
21キロの減量で、エイズ患者を演じるマシュー・マコノヒーのガリッガリのカウボーイのカッコいいことといったらパない。
酒とドラッグとロデオに明け暮れる、偏見に凝り固まったテキサスのカウボーイが知識を身につけ、
政府と製薬会社との認可制と、毒性の強い抗エイズ薬を知り、メキシコにわたり未認可の抗エイズ薬を知り、それを密輸してアメリカで売りさばき始める。
死にたくない一心で培った知識が偏見と欺瞞をうち砕き、真実と正義へと呼ばれ得るものへと至る様にグッときた。
トランスジェンダーのレイヨンの、聡明ながらも人としての弱みに苛まれるキャラクタもよかった。カッコええ。
耳鳴りのような音響とジャンプカットで意識の流れを描く手法も素晴らしかった。
余談ながら、映画見終わった後におなじの見てたかわいいオンナノコがいたんで、声かけて話がはずんで食事に行きました。映画ナンパ初成功やで!そしてハナシ弾み過ぎて終電を逃しました。 どっとはらい。