「アナと雪の女王」鑑賞。
みんな大好きジョン・ラセターとディズニープリンセスムービー。
生まれつき雪と氷の魔法を持って生まれたお姫様・エルザと、活発なその妹・アナ。
日に日に魔力が強まるエルザはその力を恐れて引きこもるが、時代が流れ、国の女王として戴冠式を迎えることとなったエルザは、民衆の前で魔力を暴走させてしまう……。
エルザは城から逃亡し、山の中で自分だけのお城をつくり、そこで自分を解放して自分だけの王国をつくる。
一方アナは、エルザを救うために山へと向かう……。
とか何とか。 2D字幕で鑑賞。 冒頭の労働歌からカッコよくて素晴らしい。ミュージカルだから流れるように物語が進むのが飽きない。
テンポよくロリから少女、淑女と成長するアナとエルザからはじまり、愛について描きつつも単なるプリンセスムービーにおさまらない普遍的な寓話として見ごたえのある作品だったなー。
雪の魔法という自分を押し殺して目立たないように、はみ出さないようにと苦悩するエルザは、社会性を求められて自己を抑圧させられている人を描いてるよなーと。
また雪と氷の描き方、使い方といったら! 足元から氷が広がる演出がカッコいい。 オラフと出会う雪の森、妙に和風な気が。
王子との出会いのボートのくだりや、オラフとトナカイのテンドン吹いた。
おさえきれずに暴走して、人を傷つけてしまう雪の魔法は、思春期の少女の感情のメタファーなんじゃないかなァ……と考えてみた。
あと、同時上映の短編映画もソリッドで面白かった。これだけでも3Dで見たいなー。