「紙の月」鑑賞。

吉田大八監督最新作ということ以外の前情報なしに劇場に飛び込む。

エンドロールで、主演が宮沢りえであることを知って仰天する。 自分、宮沢りえの顔知らなかったのか……。
それはともかく、まじめな銀行員だった女性がずるずると横領に手を染めていく流れの自然さと、だんだん手の込んだ行為へと深みにはまる様が
そしてただれた豪遊が。 見ていてスリルと快楽に共感するのは誰にでも暗い欲望があるからか。 そして相川と隅の立ち位置の絶妙さにしびれた。
隅さんのキャラクタが強烈すぎる。 アタマがよくて口が立つ女性は観てて気持ちいいなー。
お金を扱う窓口という共通点で、身近なところでJA職員を連想もしてみた。 JA職員が観た感想とかも気になるなー。
そしてこの映画も音楽の使い方がよかった。パフュームっぽい甘い女性ボーカル曲と、罪を重ねるシーンのギャンギャンな曲が素晴らしい。


しかし自分はロリコンクソやろうなので主演の女性の魅力がよくわからん。