「君の名は。」鑑賞。

ネタバレくらいそうだったから初週の月曜日に観に行ったらすでにほぼ満席で、大スクリーンの前から三列目というエグい席だったうえに
隣のクソカップルが始終コソコソ話しててめちゃ気が散る。 女性のほうが話を理解できてなく、男性のほうが説明してるも、それも微妙に間違っててイライラする。
とはいえ話が理解できないとかわいそうなので何も言わなかったんだけど、それでこっちの気がそがれるのは本末転倒だったかな……。
エンドロールでケータイ見出したのは流石に声かけたけれども。 興味ないなら出てけよ。
と、そんな環境で見たのでいまいち乗り切れなかったので、未見の知人と再度観に行く。

見返すとプロローグでグッとくるのは小憎い構成だなー。
そして冒頭の入れ替わりのパート、めんどくさいシークエンスをばっさりカットしてテンポよくしてるのがすごい楽しい。
女の子の中に男子が入ってるってパートは描こうとすると生臭くなるからかな。その逆がコミカルになるのも、まァ、いい判断だったんじゃないでしょうか。
んで、話は変則的ボーイ・ミーツ・ガールになってくんですが、ここで二人が惹かれあうのがまったくピンとこない。
が、そういうのに理屈を持ち出すと「童貞もしくはヲタクくさい」というツイートを目にしてそういうものかと思うのであった。


予告見てるだけでこの作品の仕掛けの一つは予想がついてたんですが、それが一つのポイントの前後ってのは流石に予想してなかった。
それが判明するくだりまではめっちゃ面白かったんだけれども、あそこでどんどん消えていくって展開がピンとこないんだよなー。勝手な理屈で展開されてもなー。
そっからの解決編は、まァいいんですが、それが終わった後の出会うの出会わないののくだりが長すぎてぐだーって感じでした。 いいよもう!忘れてろ!!


あと全体的に4回ほどJ-POPが流れるMVみたいな演出が、もう、おじさんには向いてないです。 テンポはいいんだけどね。
そのラッドウィンプスの曲、the band apartっぽいなと思いました。 バンアパ、英詩だけど。


なんだかんだ結構楽しんだと思います。 でも何でこれこんなにヒットしてんだろう。
ガルパンシン・ゴジラ君の名は。で、ホップ、ステップ、ジャンプって感じ。