「蛇皮の服を着た男」観賞。

先日安価で購入したDVDを観賞。「十二人の怒れる男」のシドニー・ルメット監督、マーロン・ブランド主演。
蛇皮の服を着た流しのギタリスト、バレンタイン・ゼービアが足を洗って真っ当な職につこうと南部の田舎町に移住するが…。
ストーリーの前提条件として、南部の田舎町という舞台では、保安官のリンチが横行していることと、
黒人差別の度合いとして「黒人に酒を売ってしまった酒場が焼き討ちに遭う」「とある街の入り口に『この街の黒人に日は沈まない』という看板がある」というエピソードがある。
ああ、あと「女性が自動車を運転してはいけないという法律がある」とかか。
この作品を知ったのは「町山智浩アメリカ映画特電」でリスナーのトラウマ映画として紹介されていたんですが、
その際のあらすじが「イケメンイタリア人が田舎町の夫人を襲ったら惚れられて町の男達が怒り狂ってリンチ」でした。
……いや、確かに間違ってもないけど、そんな話じゃないよ! っつーかこんなあらすじでよく買おうと思ったな俺。
いや、面白かったですよ。蛇皮のジャケットがほしくなりましたわい。トルネードマートとか置いてそうだなー。
…………いま、手元にあった過去のカタログみたら、タンクトップが8000円ほどでありました。んー、カタギが着るもんじゃねェな。


ちなみに原題は「The fugitive kind」でした
えーっとfugitiveが「逃亡した[者]; 亡命者; つかの間の; (作品が)きわ物的な.」で、kindは、まァ「親切」とか、「優しい」だから…。
まァそういうことか。(どういう?)

蛇皮の服を着た男 [DVD]

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