「ショーン・オブ・ザ・デッド」観賞。

ホット・ファズ」公開決定の影響なのか、廉価版で「ショーン・オブ・ザ・デッド」が再販。イエー。ヨドバシに在庫聞いてみるもなかったので
たまたま天神に買い物に行くご近所の親戚の伯母さんに頼む。 我ながら「頼むな」と思う。
夜に腐女子の従妹が持ってきてくれたので、さっそくみる。酒飲みながら。


イギリスのボンクラ青年がボンクラすぎて彼女に振られたあくる日、庭に見慣れない女性が立っていることに気付き、声をかけるといきなり襲い掛かってきた!
必死で抵抗し、うっかり殺してしまうとなんと死んだはずの女性がむっくりと起き上がってきた!……みたいな始まり方。
このボンクラ青年・ショーンと、ルームシェアしてるニートデブのエドが家族と恋人を助けるって流れになるんですが、この二人がこれでもかとボンクラ。
まずショーンは毎朝近くのコンビニでジュース買ってるんですが、ゾンビが繁殖した初日、振られたショックでしょげながらコンビニ行ってジュース買って帰宅する際にゾンビが徘徊しているのにきづかねーくらいボンクラ。ココの演出は面白いなーと思った。まずオープニングで日常を映し出して、ココでゾンビを徘徊させるって対比になってる。しかも気付いてねェ。ちょっとリアルな気がしなくもない。その前にも街のあちこちでゾンビが現れてる徴候が出てるんですが、みな日常に慣れきっていて気付かない。
あと、イギリスのボンクラがこういう状況でどこにいくかって言うと「パブ」なんですね。ファミレスと喫茶店の中間みたいなトコ。ロメロの「ゾンビ」ではアメリカ人はショッピング・モールに行ってました。んで、町山智浩曰く「日本人ならどこに行くか考えたんですが、漫画喫茶とかですかね」とのこと。
個人的にはインターネット・カフェじゃねーかなーとも思うが、まァ一緒か。って言うか、使えねーだろネット。そしてどちらかっていうと韓国の方がネカフェ率高いかな。
っつーかアレか。日本人は自宅にひきこもるか?何一つ物語が始まらんな。
ともかくかなり面白かった。パブのクイーンリンチは馬鹿馬鹿しくて爆笑した。エンディングはちょっと「ゾンビーノ」っぽい気がした。みてねーけど。