「主人公は僕だった」鑑賞。

ここんとこ、何かと忙しくて消化できてなかったDVDに手をつける。

仕事一筋で、パターン化した生活に安寧と浸っていた主人公。 しかしある日、まるで物語のモノローグのような声が聞こえ始めてきて、少しずつ人生に転機が訪れる…。


いやー、おもしろかった。特に冒頭の、画面と一体化しているカウンタ演出は素晴らしい。このセンスに脱帽。
そしてメインのシナリオも、なんとなく予想できるラストを、メタ構造を取り入れて自己言及性を持たせた上での意識的な選択として、素晴らしいストーリィテリングとなってると思う。


クライマックスの衝突シーンでは、腕時計を使ってひとひねりしたオチを予想したのだけれども、まァ、それをやるとテーマがボケちゃうか。


そしてヒロインがかわいいです。おっぱい大きいし。(そこか)