「劇場版“文学少女”」鑑賞。

声優好きのイトコを誘って、レイトショーで鑑賞。

鑑賞前は一作目の「“文学少女”と死にたがりの道化」をアニメ化なんだろうなーと思ってたんですが、見てるうちにあれあれ?となって
途中で、この作品が“文学少女”シリーズの、「“文学少女”と慟哭の巡礼者」を中心として、心葉と美羽、そして遠子先輩とのエピソードを再構築したものであることに気付く。


んで、再構築というか、総集編みたいな構成になってるので、ちょっと展開が詰込み気味で、キャラの心情が地に足がついてないような印象をもってしまうのは、原作既読者だからかしら。
一緒に見に行ったイトコは面白かったって言ってるし。


とはいえ、美羽との屋上のシーンや、クライマックスのプラネタリウムは良かった。
エピローグの2カップルは脈絡なさすぎだけど……一緒に見に行ったイトコ、ラストシーンの流人が誰だかわかってなかったし。
あと、姫倉先輩がエピローグにいなかったのはどういう了見だ。


まァ、見てる間は正直、うーん…って感じだったけれども、最終的には良かったと思う。


そして、スタッフロールのキャストで、少年時代の心葉が斎藤千和だったことに気付く。 おおお、それだけでもう一度見返したい…。
ああ、あと、遠子先輩役の花澤香菜、エロかわいい声で好きなんだけど、その声以外のバリエーションないなーと思っていたら
この作品の冒頭、木蓮の下の邂逅シーンでは先輩然とした声で「おお」と感心したんですが、その直後の本を食べながらうっとりしてるシーンの声はいつも通りだった………。
目が離せないな!