「世界にひとつのプレイブック」鑑賞。

評判よさげだったので鑑賞。

しょっぱな精神病院からはじまり、どうにも不誠実そうな主人公がどう見ても情緒不安定で躁鬱が激しくてあぶなっかしい。不誠実とまでは言わないかな?
さらには廻りの家族や友人も、けしてまともな連中とは描かれていない。 もちろんヒロインも。
一体どう収拾をつけるのかとハラハラしてみていると、トリックスターなヒロインとのダンスで汗を流して社会性を取り戻していく流れに、
はいはいそういうパターンね…と思ったらツイスト入ってちょっとひやっとする。 ウォッカ飲んだ意味があんまりないのがなんだかなーと思うのは細かいか。
レヴォリューショナリーロードで、社会の欺瞞を公言するトリックスターをメインに置いたらこうなるのかなーと思った。
意外とウェットな終わり方でまともな映画だった。 いいんだけど。