「たまこラブストーリー」鑑賞。

特に興味もなかったけれど、信頼筋の絶賛を受けて期待半分半信半疑で鑑賞。

いやー、素晴らしかった。もう、アバンで泣いた。そしてオープニングがあの曲であることに気付いて、そしてあの二人の出会いのアニメーションで泣いた。
あああ、最近消化したけいおんで不満だったぬるま湯展開だけじゃない青春の日常を、思春期の瑕疵を、コミカルに、でも真摯に描いてて
悩まない恋心も、傷つかない思春期も、後悔しない青春もありはしない。でも、どれも、観客たる自分らにはキラキラと輝いて見える感動が。
そしてまた、映画作品として多種多様な映像効果、カメラワーク、カット割りと、様々な技法を用いて描かれる心象風景の豊かさ!
また、なにげないセリフの汎用性の高さと伏線としてのサプライズが物語の細々としたフックに。
すべてが合わさって、心に残る輝ける作品と相成りました。 素晴らしい。

あと、ついでにほぼはじめてぐらいで中州大洋に来たんだけど、めっちゃ雰囲気いいし、
今上映してる劇場はめっちゃ広いしシートもふかふかという贅沢な環境だった。ココ素晴らしいわ。