「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」鑑賞。

評判もいいし、ムービーウォッチメンでも取り上げられたしで観に行ってみる。

いやー、「いい」らしいってぐらいの情報で観に行って、ギャグに笑いつつも中盤の収束に「こんなもんか……」と思ってからの、
SF的ツイストにセンス・オブ・ワンダーな切なさ乱れうち。 そして油断してる所に物語としてのツイストもなだれ込み
さらにはビルドゥングスロマンまで盛り込んで、クライマックスにハイセンスなギャグとバトルをミックスして、
そして熱くて切ない幕引きに、ボロッボロ泣いてた。 アカン……。


見終わった後もいろいろと思い返すに細やかな伏線や物語の構成に感服のキワミ。


また、劇場内での子供たちの歓声や笑い声も映画体験として良い相乗効果になってた。


とはいえ、あんまり目の前で子供が騒いでると気が散るかなーと思って、結構前の方の席に座ってたんだけど
1席ほど空いた隣に「初めて一人で映画を観に来たような、小学生ぐらいの男の子」が座っていて、上映前になんか周りをきょろきょろしてるなーと思ってたら
「あの……すみません……」って声をかけられたから、なにかな?と思って答えたら「ここ、クレヨンしんちゃんの劇場ですよね……?」って聞かれました。
ああ……おじさんが一人で見に来てるから、びっくりしたんだね……ごめんね。「そうだよ。あってるよ」と答えました。
映画を観終わった後も、目があって、会釈してた。


ちょっと、このあと食事に誘ってお話ししたいなーとか思ったけど、多分それやると通報されるので我慢しました。


そんな、映画体験も。


あと、ついでに。情報的に上記のアートワークはネタバレだよなーと思ってた。

一番最初に公開されたこのアートワークよかったなー。