「百円の恋」鑑賞。

信頼筋の評判と、タイミングがあったので鑑賞。

ボクシングとか特に興味ないし、まぁ、いいかな……とか思ってたんだけど、いやー、見てよかったわ。 主人公が同い年というまさかのシンクロニシティに感情移入度が高まる。単純。
百円コンビニ界隈の底辺描写もいい味出してる。 経営者サイドの気が狂いそうな重圧と、フリーターサイドの不全感のリアリティがパない。
あのあたりだけ、サウダーヂとかそこのみにて光り輝くとか、いや、もはやけものがれ、俺らの猿にぐらいの飛ばしぐあいがあった。あれ、それだとリアリティないな。


自分みたいにスポーツに興味なくても、ボクシングは守る、避ける、打つ、というプリミティブさに、ランニング、縄跳び、サンドバック、シャドーボクシングとストイックさがあるから、
丁寧な負け犬展開との相乗効果でワンスアゲインが燃え上がるわ。試合直前のロッキー感がアツい。 ロッキー見たことないけど。 今度見ます。すみません。


肉が噛みきれないくだりが馬鹿でいとおしくて泣けた。