「何者」鑑賞。

桐島、部活やめるってよ」の原作者による、就活とTwitterをめぐる第148回直木賞受賞作の映画化。

毎回劇場で予告編見るたびにクソみたいな予告編だよな……。この原作で一番面白いトコ使ってねえじゃねえか……。
とか思って観たら、そこのシーンは使われていませんでした。 まぁ、いいんですけどね。


まぁ、原作の話もだいぶ忘れてて、いい感じに新鮮な気持ちで見てたんですが、なんだか掛け合いの間の取り方とかシーンの切り方とかが合わなくて
なんか、微妙な映画だなァ……とか思ってたんですが、最後の最後。この物語の真相のようなクライマックスを映し出すシーン。
Twitterによる劇場型演出にガツンとやられる。 ああ!今までの流れがピンとこなかったのが全部ブッ飛んでいくぐらいに素晴らしい!!


そうか。原作読んでた時はピンときてなかったけれども、なるほど映像化して、なんで劇団とTwitterなのかが遅ればせながら理解できたわ。 ありがとう映画。
朝井リョウおそるべしだなー。