「ファミリーゲームズ」訪問。

今月の連休ということで、もはやおなじみになった北九州のアナログゲーム専門店へ、アナログゲームまとめ買いの旅。
今回は自分の運転なのだけれども、相変わらず道を覚えてなくてナビしてもらって、11時ぐらいに到着。


雑談をしながら色々と物色をしつつ、いくつかオススメゲームを試遊させてもらう。

世界の七不思議」でおなじみの(まだやれてないけど…)ドラフトゲームの国内版。「アークキング」

アークキング

アークキング

それぞれが個別の村をもち、それぞれ最初に5枚ずつ持っている仲間カードから必要なカードを抜き取り、残りを横に回す。
それを5回くり変えし、手に入れた仲間カードを使って資源や宝物、建物などを獲得、建設しつつ王国を発展させてゆくという、ドラフトゲー。
世界の七不思議」より勝利点計算がシンプルになってるので、ドラフトゲーム入門にはうってつけだとおもう。
一度インストプレイをした後に、続けてもう一度プレイ。

ふたつそろうと勝利点が倍増する「ドラゴンの牙」&「ドラゴンの鱗」を手に入れ、早々とゲーム終了条件を満たして勝者気取りでいたら
そのラウンドの最後のプレイヤーががっつり建物を打ち立てて、逆転されてぎゃふん。 奥が深いであるよ…。
繰り返しプレイすればするほど面白さがわかってくるらしいので、欲しくなったが、一緒に来てた知人が買うというので、潔く譲る。


次にプレイさせてもらったのは、プレイの端々から危なげな雰囲気が漂うバッティングゲーム。

ゲット・ビット!(Get Bit!)

ゲット・ビット!(Get Bit!)

サメに追われる人型ロボット……あくまでロボット…を、全力で逃がすゲーム。
一体のロボットにつき、1〜7のカードが配られるので、一枚を選んで出し、一気に表に向ける。数の小さなロボから、先頭に移動する。
ただし、他のプレイヤーと数字がバッティングした場合は動くことができない。 最終的に最後尾にいる人…型ロボットは、サメに食われて四肢の1パーツをもがれ、その勢いで最前列へ吹っ飛ぶ。
使った手札は捨て札として、どの数字が使われたか場に残り続けるが、残り手札が一枚になるか、サメに食われたら、全て手札に戻る。
四肢をもがれた上でサメに食われると死…破壊されたことになり、退場。 最終的に生き残った人……型ロボットの勝ち。

この、四肢をもがれた人……型ロボットたちのビジュアルが不穏当すぎてデンジャラス。エグい!エグいよ!!
中国の偉い法師さんの名前が出たり、江戸川乱歩反戦小説のタイトルが出たりと、まずテレビでは流せない素敵なゲームだった。
ロボットでよかった。


他にもいくつかプレイさせてもらう。 こちら、子供向けのゲームブランドHABAの作品ながらも、かなり熱かった「キャラバンレース」

Karawane: Mitbringspiel M

Karawane: Mitbringspiel M

一人3体づつのラクダを、1〜4進めるカード、1〜3後退させるカード、最後尾のラクダを、最前列の前のマスに連れてくカードなどを駆使して、オアシスの得点マスを目指す。
各自の手元にある山札から3枚ずつ引いて使ってゆくのだけれども、上記のカード以外にもう一つ重要なカードがある。
それが砂嵐カードで、これを使うと、全員が山札、手札、捨て札を混ぜてリシャッフルしなければならない。
なので、自分がもういいカードを使い終わったと思ったら、他の人の手札、山札に関係なくリシャッフルできるという恐ろしいカード。
また、コマの移動も、他のコマがいるマスは飛ばして移動するので、ラクダがキャラバンのように連なってる場合、一気に前進できたりする。

足の引っ張り合いだの、手札の混乱だのがなかなかえげつない。これ、子供向けか……。


5時間ほど長居してしまったので目当ての「ディクシット:オデッセィ(DiXit ODYSSEY) 多言語版」と、プレイさせてもらったゲームを衝動買い。
上記の、ゲットビット、キャラバンレースと、プレイしてたけど写真撮り忘れてた「ロボ77(LOBO77)」と
クイズ いいセン行きまSHOW! 東西インテリ芸人頂上対決!芸能界最強相場王決定戦SP」も購入。…どういうタイトルだ。


帰る前に、入荷したばかりの「頭脳絶好調カードゲーム」をプレイさせてもらう。

元の頭脳絶好調をやったことがないので違いが分かんないんだけど、プレイしたカードによる場の流れの操作が重要な感じなのかしらん。
会計前にプレイしてたら買ってた。危なかった……。 次行ったら買うかも……。


そしてまた、1時間半ぐらいかけて帰宅するのであった。 夜のショウケ峠怖かった……霧でてたし…。