「ソーセージ・パーティ」鑑賞。

下ネタつながりというわけではないけれど、ド下ネタ映画を鑑賞。

レゴムービーを食材にして、チームアメリカをぶっこんで、スモーキングハイでかき混ぜたようなクレイジーな映画。
予告のイロモノ感どころじゃない本編のアレさをまとった風刺と、うちあげシーンのアガり具合マジぱない。18歳以上なら見るべき。それ以下もがんばれ。
ただし、ただのイロモノ下ネタコメディではない。
「神」と呼んでいる人間に「天国」へと連れて行ってもらうことを夢見てスーパーの棚に並んでいる食材たちが目の当たりにする現実は、無慈悲で残酷な死だった。
コレ、死ねば極楽、天国に行くことができると信じている人間への強烈な風刺だ。 しかもその夢の仕組みが中盤で明かされるくだりも超皮肉。
ラバシュとベーグルがどこの国の食料なのか(見てれば大体わかるけど)を意識して物語を追ってみると、この作品が宗教映画であることに気づける。
全体にファニーなギャグからどぎついジョークがまぶされているけれど、ストーリィの根幹は神殺しの英雄譚なのだ。


とはいえ、ラストの打ち上げシーンは最高にお下劣でクッソ笑うんですけどね。